子育てとは
2021/06/08
大切な小さな家族がこの世に私の子どもとして誕生した瞬間から、いいえ、母のお腹に小さな小さな心臓の鼓動を打ち始めたその時から、親子として家族としての関係が始まっているのです。
子育てと一口に言っても、その人その人によって、その捉え方ややり方はまちまちで異なります。もちろんそれで良いのです。ただ親としての役割・考え方の根源として、皆さんの心にしっかり留めておいていただきたいと願うのは、子育てしていくということは
「産まれた瞬間には泣くことしかできなかった我が子を成人するまでの間に様々な経験を通して、一緒に学び・心を育て・自立した社会人として送り出すことができるように、愛情を持って手助けしていくこと」です。
20歳(あるいは18歳)になった時に、私がいなくなってしまっても一人でしっかりと生きていけるようにすること!
これが子育てのゴール(目標)だと思って決して他人(よその子)と比べることなく、一歩一歩自立していくことが増える度に一緒に喜び・褒めて共に成長していきましょう。
子育ては、特に一人めは皆初めてのことばかりです。上手くいくことばかりではなく、必ず皆壁にぶつかります。
もちろん、私も何度も壁にぶつかりました。完璧な子育てなんてありません。失敗しながら、一緒に泣きながら、胸が苦しくなる想いを何度もさせられながら、私達も少しずつ本当の親にさせられていくものです。困った時は、遠慮なく周りに頼っていいんです。相談してみてください。
皆同じ道を通って来ていることを知ってくださいね。自分だけではないと。
そして小さな瞳も、そんなお父さんお母さんに「できてもできなくても良い」「頑張ったね」と笑って受け止めてくれる笑顔を求めています。
一生親であることは変わらない。
でも、子育てのゴール(目標)までは、子どもの気持ちに一緒に寄り添ってやって欲しいと思います。