自己肯定感を育てるために①
2021/06/08
前回、是非自己肯定感を持ったお子さんに育って欲しいとお伝えしましたが、それじゃあ具体的にどうやったら良いのか⁉️ということを良く尋ねられます。
お子さんが「自分は生まれてきて良かったんだ」と思えるように、まずは、存在価値を認めてやれるような言葉をシャワーのように浴びせてやってください。
花も、お日さまの光だけでなく、水をやらないと枯れてしまいますよね。
私が推奨する言葉は、
1.ありがとう💕
2.助かるよ❤️
の言葉です。
「やってくれて当たり前」ではなくて、感謝の言葉(1・2)を まずは心から(優しく)声を出してたくさん言ってやりましょう。
自己否定の強い子は、最初はなかなかその言葉にも警戒する場合もありますが、それでも諦めずに、頭を撫でてやったり、優しい笑顔で気持ちを伝えていってやりましょう。
私の関わってきた発達障がいの子ども達も、大人を誰も受け付けなかったのに、この魔法の言葉を毎日浴びせながら褒めていると、しばらくして
「この大人は安心して頼っても良い人なんだ」
と認知してくれ、触るのも駄目だった過敏症の子どもも、自分から手を繋いできたり、ベタベタ甘えてこられるようになり、こちらからの声かけにも素直に応じられるようになりました。
存在価値を認めてもらえる言葉だけでなく、生きづらさを感じている子ども達に自己肯定感を育て、明るく楽しく友達とコミュニケーションをとりながら生活していけるようにするには、その他にはどう対応して(関わって)いったら良いのかを考えてみましょう。